ハケン会社の社員

派遣会社の社員が短命なのは事実だと思います。
それは、清濁併せ呑むことの出来る人が残りにくい体質にあるのかも
しれません。
今、諸悪のように言われている年功序列がほとんどの派遣会社には
適用されていないのも短命の原因になって居るように感じます。

別に年功序列が良いとは言いませんが、以前は仕事のことは抜きにして
尊敬できる先輩、上司が居たものです。その先輩、上司が人間として
まだまだ未熟な若い社員を、包み込むようにやんわりと指導してくれた
のは今や昔のことのようです。
会社は仕事をする場であって、それ以外のコミュニケーションが
不足しているように感じます。

そういった環境で担当を持たされた社員は企業に対して、仕事の面
では評価されるかも知れませんが、こと一対一の場面では
人間味が感じられないこともあるのではないでしょうか？

派遣会社で仕事をするということは極端な話、登録者の人生にかかわる
ことだと思うのです。当然、スタッフさんも人間である以上、会社のことより
自分のことを優先する場面もあると思います。そのとき派遣会社社員の
対応が、どこを見ているのか（営業成績なのか、スタッフさんなのか）を
見た場合、ほとんどの社員が保守的であることは経験者であれば
分かると思います。

ではどうすればよいのかというと。。。
派遣会社の担当者と納得できるまで話しをするしか方法は無いのでは
と思います。ただ、人間味の無い担当者の場合あまりに押し出しが
強いと、面倒な人のレッテルが張られる可能性がありますので
ある程度の強度は必要ですが、ある一線を越えないように
注意してください。
派遣会社内にも人間味のある社員は居ると思いますので
担当が駄目な場合は担当を変えてもらえるように話をすることも
自身を守る方法として考える一部だと思います。

ただこれは登録者（スタッフ）自身に人を見る目があることが
大前提であることを忘れないでください。